FALIAは、研修を通じて、保険監督者、協会、保険会社間の連携を含む、グローバルな人的ネットワークを展開していきます。
FALIAの研修は、1962年に第一生命が創立60周年記念事業として、社会貢献活動の一環としてアジア諸国を対象とした生命保険研修プログラムを開始したことに始まります。第一生命の創業者である矢野恒太は、ドイツのゴータ生命において相互扶助の生命保険思想を学んで日本に持ち帰り、政府の職員として保険業法の起草に参画し、その後日本で最初の相互会社形態での生命保険会社、第一生命を創業しました。矢野恒太は、外国に学んだ恩返しとして、この生命保険思想をアジア諸国に普及させたいという希望を温めていたのです。
1970年にFALIAが設立されて以来、参加国、参加者、セミナーの回数は着実に増え続けています。1994年には、世界各国の経済発展や、生損保兼営会社からの要望を背景に、研修対象をアジア以外の地域や損害保険会社にも拡大しました。
研修は年に3回から5回実施します。参加者選定は、コースごとに期間を設けた公募制で行っています。2022年3月31日現在、プログラム開始以来の累計参加者は32カ国・地域から4,135名に達しています。また、海外の保険当局や協会からの要請に応えて研修を開催することもあります。
また、日本国内で開催するセミナーに加え、海外セミナーも毎年開催しています。日本でのセミナーは定員が限られていますが、海外セミナーは短期間で大勢の方にコンタクトできますし、開催国の要望に沿ったテーマ設定が可能です。
各国保険業界に対するFALIA研修の貢献に対する評価
参加者累計
年間スケジュール
対象:管理職層
8日間 (2024年9月4日 〜 9月11日)
社会経済の変動下における保険マーケティング
高齢化、気候変動、デジタル社会の到来などで語られる社会経済の変動のなかで、生保会社が続けている挑戦を紹介する
対象:経営管理職
8日間 (2024年11月6日 〜 11月13日)
生保会社の経営危機を振り返る
日本の生保業界が経験した数々の試練(大震災への対応、アジア危機後の複数生保破綻、リーマンショック、消費者保護意識の高まり)について学ぶ
これまでの研修実績および資料
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- 海外
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海外研修は、各国の生命保険監督官庁や生命保険協会と連携し、相手国の要望に応じたテーマを双方協議の上決定して開催します。日本の保険会社や保険関連団体から派遣される講師により、1日または2日間の研修を実施します。FALIA海外研修にご関心をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
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