FALIAの取り組み
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FALIAでは、国内外の保険事業に携わる者又は将来携わろうとする者に対する教育・指導・助成等を通じて、正しい保険思想の啓発普及を図るとともに、諸外国における保険事業の健全な発展にひろく寄与することを目的としています。このため、財団設立後52年にわたり社会福祉を補完する保険のリテラシーを向上させるための研修を日本のみならず海外でも実施し、2014年からは学生を対象に懸賞論文も開始しました。コロナ禍を通じて保険会社はユニバーサルヘルスカバレッジの増進にも貢献し、社会セクターの一翼を担う役割が大きく高まりました。FALIAの保険啓蒙活動は、全ての人々の健康的な生活を確実にし福祉を推進するSDGs目標3の達成を目指しています。
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FALIAは、長年の研修事業を通じて国内外の保険監督者や保険会社同士の横の繋がり、協力的なネットワークを構築してきました。こうした国を超えた官民一体となったパートナーシップは情報や暗黙知の伝達にも役立っており、SDGs目標17の達成に貢献しています。